あなたは公営団地にこんなイメージをお持ちでないでしょうか?
- 家族の多い人たちが住んでいる
- 建物が古くて少し暗くて不気味
- よく団地付近には路駐車があって治安が悪そう
公営団地はドラマや漫画などで悪く取り上げられることもあり、公営団地(都営・市営・県営)はなんとなく良くないイメージがありますよね。
そこで今回は、
「なぜ公営団地はイメージが悪いのか?」
ついて3つの理由を紹介しています。
理由①公営住宅は入居の条件が非常に甘い(入居者の質が低い)

家賃を何年も踏み倒す人やヤクザ者、生活保護世帯でも入居できます
公営団地(都営・市営・県営)の入居条件はご存知でしょうか?
条件は大きく分けて4つあり、
- 世帯の月の所得が法令で定めている一定の基準以下であること
- 現在同居している、あるいはこれから同居する親族がいること
- 居住する場所がなく困っていること
- 保証人がしっかりといること(廃止された地域もある)
という条件を満たせれば誰でも入居することができます。
つまり就職先の不透明な怪しい人や、収入に困り生活保護を受けている人たちも簡単に住むことができるのです。
入居条件が甘いため、入居者の質が悪くなってしまう傾向にあるんですね…。
また、比較的年齢層の高い方が住むため、子供がいなく暗いイメージがついてしまっているようです。
理由②古い建物が多い

築50年近い団地もあり、カビ臭いイメージを持っている人もいます
公営団地(都営・市営・県営)は建設した当時に主流だった造りをしているため、現在から見ると古い造りになっています。
現在では若い世帯を取り込むため、リノベーションした綺麗な団地も徐々に増えてきました。
まちの再生のために大企業が団地を購入し、リノベーションして明るくてより良いイメージの団地を造り上げています。
しかし、あの数全ての部屋をリノベーションするにはかなりの金額が必要なため、古い造りのものがいまだに残っているのが現状です。
そのため、古い建物が目立ちカビ臭くて怖い印象が払拭できていません。
団地が古くてカビ臭いイメージがあるのはこういった理由だったんですね。
理由③一人暮らしのお年寄りが多く、孤独死が見つかるケースも少なくない

子供が少なくて活気もなく、寂しいイメージがあります
通常の賃貸マンションやアパートは入居条件が厳しく、年金のみで暮らしているお年寄りは入居を断られるケースがあります。
一方、公営団地(都営・市営・県営)は低収入の人が住みやすい環境にあるため、収入が少ない年金暮らしのお年寄りでも住みやすいのです。
また、元々は家族や夫婦で暮らしていても、長年住んでいて家族が減り、最終的に高齢者の一人暮らしになっているケースも少なくありません。
そのため、団地では高齢者の孤独死が見つかるケースもあるのです。
こうした事情もあり、団地には悪いイメージが印象強く残っているのでしょう。
「団地住まいの子と遊んではいけません」という親もいるのでご注意を!

団地に住んでいるだけで、子供まで下に見られることがあります
これまでお話しした通り団地は、
- 入居者の質が悪い
- 見るからに古くてカビ臭い建物が多い
- 子供が少なく高齢者が多い
というイメージが一般的についています。
そのため、大切な子供のいる親はそういったイメージのある団地に住んでいる友達とは仲良くなってほしくないのです。
さらに、団地に住んでいると「収入が少ない=低所得で貧困」
というイメージもあり、収入の面でも親同士のマウントを取り合うことがあります。
子供には収入の金額は関係がありませんが、親の意思で子供を勝手に下に見られてしまいがちです。
こういった理由で公営団地(都営・市営・県営)のイメージが非常に悪くなってしまうので、住むか悩んでいる方はご注意ください!
マイホームを持つなら築20年程度の中古の注文住宅が狙い目
ここまでの記事を読んで、
「やっぱり団地はやめておこうかな…?」
というあなたには、元々は注文住宅として建てられた築20年程度の中古住宅がおすすめです。
なぜなら、
- 家自体は建ってから22年経つと価値が0になる(木造の耐用年数22年)
- 価値が0でも元が注文住宅なら設備のスペックが良い
といったことが言えるからです。
つまり、築20年程度の家になれば、どんなにハイスペックの注文住宅でもほぼ土地代だけで購入できるのです。
そうは言っても築20年にもなれば、多少のリフォームは必要になります。(劣化を気にしなければリフォームなしでも住めます)
ですが、それでも新築を買うよりは間違いなく安く済みますよ。
その分、住宅ローンも早く返せますしね。
というわけで、中古住宅を購入するなら、築20年程度の注文住宅が絶対におすすめです!
簡単60秒のスピード登録で未公開の物件情報をゲット!
手軽に中古住宅を探す方はコチラ↓